01. なぜ、GWの「休み方」で一年のパフォーマンスが決まるのか
一年の約3分の1が経過したこの時期、私たちの脳は日々のマルチタスクや「決断疲れ」で、目に見えない炎症を起こしています。
GWの過ごし方が重要なのは、ここで「脳のデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」を適切に整えられるかどうかで、連休明けのクリエイティビティと集中力が決まるからです。ただダラダラ過ごすのではなく、戦略的に「遊び」と「休息」を配置することで、仕事のパフォーマンスを劇的に引き上げる「再起動」が可能になります。
02. 取り入れて欲しい過ごし方の4つの心理学テクニック
最高の休暇をデザインするために、ベースとなる5つの心理学的武器を持っておきましょう。
- やらないことリスト トリオ:時間を生み出す
①デジタル・デトックス
スマホから離れ、ドーパミン受容体を休ませることで集中力を回復させます。
②ニュースを見ない
ついついGWになると、「高速道路が渋滞している」とか「新幹線・空港が混んでいる」みたいなニュースを見て、ぼーっとしながら「出かけると混んでいて大変だなー」なんて感じることがあると思います。ですが、GWに混んでいるのは、分かりきっていることで、そこに時間を使うのはもったいないので、あえて見ないで過ごしましょう。お休みの期間くらいニュースを見なくてもそんなに人生を左右することはありません。ネガティビティ・バイアスを意識的に回避しましょう。
③長時間の調べ物
実は、私がよくやってしまっていたことです。「どれがいい商品か」「どこが美味しいお店なのか」ともっともっとと調べていると時間があっという間に過ぎてしまうことがあります。
スマホを手に取ると、ついついネットニュースを見てしまったり、調べ物をしてしまうという人もいるのではないでしょうか。スマホとニュースと調べ物を基本的にやらないと決め、自分にとって本当の価値ある時間を過ごしましょう。とはいっても、全くやらないのは逆に辛いという方は、まずは、1日の間に朝にこの3つにかけられる時間を何分、お昼に何分、夕方に何分だけはオッケーにするというのもいいでしょう。 - アクティブレスト(積極的休養): 休み疲れを無くす
じっとするより、軽く動く方が血流が改善し、疲労物質の除去が早まります。 - フロー体験:休みを充実させる
時間を忘れて没入する活動(料理やゲーム)は、最高のストレス解消法です。 - ソーシャル・コネクション:自己肯定感を高める
信頼できる友人との対話は、オキシトシンを分泌させ、メンタルを安定させます。
03. 家と近場を「レジャー」に変える5つの遊び方メソッド
① ホーム・フェス & BBQ
家の中やお庭・テラスで本格的なパーティーご飯を。
こだわりの牛肉を低温調理で仕上げるなど、家だからこそできる「究極の食」を追求します。
② 「未来のワクワク」予約会議
もしGWのお出かけの予約に出遅れたなら、今こそ「夏・秋の旅」を企画する絶好のチャンスです。
旅行は「行く前」の計画中が最も幸福度が高いという研究結果を活かし、家族で最高のプランを確定させます。
③ 誰かの「楽しそう」に便乗する
自分でゼロから計画するのが億劫なら、友人の集まりに「乗っかる」のも手です。もし何もなかったとしても、あえて勇気を出して、連絡を取ってみると楽しいお休みになるかもしれませんよ。
④ 近場の「自然・サウナ」でバイオハック
地元の公園でのピクニックでのんびり自然を感じたり、スーパー銭湯やサウナでの「ととのい」体験もいい時間の過ごし方です。
外気や水に触れて五感を刺激し、心身ともにリフレッシュします。
⑤ 没入型「セルフ・アップグレード」
普段は疲れていてできなかった読みたかった本を読んだり(おうち図書館)、筋トレやランニング(おうちジム)をしたりするのもとてもリフレッシュになります。自分自身を磨く感覚は、最強の自己肯定感に繋がります。
04. 遊び尽くす!「GW5日間レジャーモデル」
| 日程 | テーマ | 具体的な「遊び」の内容 | 期待される効果 |
| 1日目 | 解放と社交 | ホームパーティー: 親友や大切な人を招き、こだわりの肉と酒で語り合う。 | 質の高い繋がりで心を満たす。 |
| 2日目 | 自然の享受 | ピクニック: お弁当を持って、地元の大きな公園や自然の中へ。 | 日光を浴びてセロトニンを活性。 |
| 3日目 | 身体の浄化 | サウナ・銭湯: スーパー銭湯で徹底的にデトックス。水風呂で自律神経を整える。 | 身体的な疲労回復(アクティブレスト)。 |
| 4日目 | 他力の活用 | 予定への便乗: 誘われたイベントや、家族のやりたいことに身を任せてみる。 | 予期せぬ楽しさで脳を刺激。 |
| 5日目 | 調律と準備 | メンテナンス: 家を整え、夏休みの計画を確定。早めの就寝で明日へ備える。 | スムーズな社会復帰への橋渡し。 |
05. うまくいかなくても「セルフ・コンパッション」を
もし、計画通りに進まなかったり、結局ダラダラしてしまったりしても、自分を責める必要はありません。
そこで大切になるのが「セルフ・コンパッション(自分への励まし)」です。「疲れていたんだな、それだけ一生懸命働いてきた証拠だ」と、ありのままの自分を許してあげてください。完璧な休暇を目指すことよりも、あなたが「今、心地よい」と感じることが、何よりのリカバリーになります。
お家という最高のシェルターで、心身を慈しむ。そんな贅沢な時間を過ごしてください。
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